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高脂血症

高脂血症は、血中の脂質値が通常よりも異常に多い状態の人をいいます。高脂血症は、ほとんど自覚症状がないことが特徴で、それをもとに身体に異常が現れて初めて気づく事が多く、治療が遅れてしまいがちです。

血液中の脂質としては、コレステロールやリン脂質、また中性脂肪などがあり、どの脂質が多いかで高脂血症の治療方法が変わります。血液中の脂質が多いと、心筋梗塞などの心臓病の発症率が高くなることが分かっています。高脂血症にかかる人は、最近増加の傾向があり、10年近くで2倍近くなっているとされています。

高脂血症である自覚が出た時には、心臓や脳などに動脈硬化が現れている状態が多いとされています。高脂血症は、血液中に異常に脂質が多いので、通常の血液に比べて粘り気が強く、血管に脂質が沈着していきます。血管内に多すぎる脂質が蓄積してしまい、血流が悪くなる事で動脈硬化などを引き起こします。

高脂血症で動脈硬化が脳に発生した場合、これまで何の不調もなかったのに、突発的に脳梗塞などを引き起こすことが多く、高血圧と同じく脳卒中を引き起こす原因として恐れられています。

高脂血症は、特に不規則な生活や薬を服用していなくても発生することがあり、遺伝が関係しているとされる場合もありますが、多くの場合は高カロリーや高脂肪の食事や運動不足、アルコールの過剰摂取など生活習慣の不規則が原因であるとされています。1日や2日で高脂血症になる訳ではありませんが、生活習慣を改善する事で、高脂血症だけでなく他の生活習慣病も改善できます。乱れていると自覚している場合は、生活習慣の見直しが必要です。

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