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ラクナ梗塞

ラクナ梗塞とは、脳卒中の脳梗塞のうち、細い血管が詰まることで生じる、比較的小さな脳梗塞の症状です。脳の血管は、太い動脈から細い動脈へ無数に枝分かれすることで、脳全体に血管が行き渡っています。

この細い動脈に梗塞が起きた状態がラクナ梗塞で、直径 1.5cm 以上になる梗塞はラクナ梗塞とは言われません。日本人には特にラクナ梗塞にかかる人が多く、脳梗塞の全体の3割はラクナ梗塞です。また、日本人はもともと脳の細い血管が動脈硬化を起こしやすい体質であるとされています。

ただ、ラクナ梗塞が日本で多かったは以前で、最近はアテローム血栓の方が多いとされています。ラクナ梗塞の原因は、高血圧のために、細い動脈にどんどん血液がおくられ、動脈硬化が発生しやすくなっています。高血圧になると、血管の内側に圧力が強く加わって、血管が硬くもろくなってしまい、動脈硬化となります。

ラクナ梗塞は、他の脳卒中とは違い、大きな発作はほとんど起こりません。ラクナ梗塞は小さい梗塞がたくさんできて、少しずつ進行していきます。ラク梗塞では、梗塞が小さすぎて症状が出ないこともあり、たくさんの梗塞によって運動障害や感覚障害が現れてはじめて、自覚する事もあるとされています。

ラクナ梗塞は脳出血とは逆に、発症しやすい時間は安静時で、特に睡眠中に発生しやすいとされています。すぐに死亡する事はなくても、手がつけられないほど梗塞が出来てしまい、障害が発生している場合は、治療のしようがない場合もあります。

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