
くも膜下出血とは、脳を覆っている膜であるくも膜と、脳と間にあるくも膜下にある血管に、動脈瘤ができて破裂し、出血をおこした状態です。脳は他の臓器に比べて多くの血液が流れており、特に、脳の表面のくも膜下には、太い動脈がとおっています。
この、くも膜とくも膜にある重要な血管が傷んでしまうと、血管が破裂してくも膜下出血が起こります。くも膜下出血では、激しい頭痛が生じるのが特徴で、通常神経のない脳で発生する脳卒中では、頭痛が発生しませんが、くも膜下出血では耐えられないような激しい頭痛が生じて、嘔吐や意識障害なども生じます。
くも膜下出血は、この出血の状態が軽症であると命が助かる確率が高いとされていますが、運が悪いとこの瞬間に命を落としてしまいます。 くも膜下出血を引き起こしやすいとされているは、喫煙者や高血圧の人で、特に高血圧の人に起こりやすいとされています。発生しやすい時期は、日中の働いている時が最も多く、特に重労働などで力んだときや、強い緊張をしている時に多いとされています。
また、普通の状態でも発生しやすく、寝ている時に起こる事はほとんどありません。くも膜下出血は1回目が軽症ですみ、酷い後遺症が残っていなかったといても、20%の確率で再発するとされています。
くも膜下出血は、1回目の出血による死亡率も高いですが、再破裂を起こした時の死亡率も非常に高いとされています。これは、手術後であっても同様で、くも膜下出血が再発しないように、きちんと予防する必要があります。