
脳卒中を引き起こした場合、多くの人が一命を取り留めても、半身や全身の麻痺の症状が残ります。身体は支持を出す脳と支持を受ける身体が左右反対になっており、右脳は左半身を管轄し、左脳は右半身を管轄して、動作の指示を出しています。
そのため、脳卒中で脳に障害が残ると、麻痺の症状は半身だけに現れます。脳卒中の後遺症では、顔から下の身体全体で、左右のどちらかに麻痺の症状が見られるのが特徴的です。ただ、脳卒中の起きた部分によって、片腕だけに麻痺がある場合と、顔も含めて片半身全体に麻痺が見られる事があります。
身体を動かしている運動中枢は大脳にあり、ここで脳卒中が起こると運動障害や麻痺、軽症であればしびれが残るといった症状が見られます。また、麻痺とは反対に、自分の意志とは無関係に、勝手に身体の一部が動いてしまうといった、運動障害の後遺症もあります。
よく脳卒中で見られるのは、麻痺していない方を動かそうとしているのに、麻痺している方が動くといった症状です。脳卒中による麻痺の症状は、程度によってはリハビリで日常生活に支障がないほどに回復できる場合もあります。ただ、多くの場合は、脳の細胞は一度死んでしまうと再生しないので、麻痺が残ってしまいます。
部分的な麻痺の場合は、寝たきりになる事はないので、それ以上症状が悪化しないように現状を維持し、残された機能で上手く生活していく必要があります。脳卒中で麻痺が残ったとして、動かないようになると、他の機能も衰えてしまうので、あきらめないことが重要です。