
脳卒中は様々な後遺症を残しますが、障害のリハビリを行ったり脳卒中の再発予防を行っていくにあたり、脳卒中による精神状態の変化も無視する事ができません。脳卒中になったとは、精神状態が鬱になりやすいとされています。
一般的に、脳卒中によるうつ病の症状は、脳卒中の発生から一定期間経過した後に現れるのが特徴で、血管性うつなどと言われています。脳卒中によって障害が残らないように、きちんとリハビリを行わなくてはなりませんが、脳卒中によるうつ状態になっていると、意欲が著しく低下していて、リハビリを行える状態では無くなってしまいます。
場合によっては、夜になると興奮状態になり、幻覚や幻聴が聞こえるようになって暴れる症状などもあり、不眠にもなりやすいとされています。また、脳卒中によって、うつ病とは異なり感情障害が現れる事もあります。
感情障害は、気分や感情の変化が大きく、イライラしたり、すぐに気分が沈んだりといった症状が見られます。基本的に、脳卒中による鬱病は、脳卒中で脳の一部に損傷が出来て感情障害を起こしている訳ではなく、脳卒中の後遺症で身体が麻痺したり、上手く話せなくなっていたりと、これまで出来た事が突然上手くいかなくなった事によるショックで、発生する鬱な感情とされています。
この為、脳の障害で鬱な訳ではないので、治療していけば鬱病は克服する事ができ、前向きにリハビリに取り組んだり出来るようになると言われています。