
脳卒中の後遺症では、視覚障害がおこる事もあります。脳卒中の後遺症でよく見られる視覚障害は、半盲といった状態です。半盲では、視野の半分が見えにくい状態で、両目の半分の視野が見えなくなります。
慣れるまでは、ぶつかったり、ものの読み書きが不便になりますが、慣れてくると日常生活も問題なく遅れるようになってきます。脳卒中の後遺症では半盲以外に、視力の著しい低下や、物が重なって見えるといった視覚障害が残る事もあります。
視覚障害以外にも脳卒中の後遺症では感覚障害がおこることがあり、麻痺の症状に加えて痛みや温度に鈍くなります。感覚障害で痛みを感じなくなっていると、怪我をしたり火傷をしても気づかなくなります。
血が出ているのを見て初めて怪我している事に気付いたり、腫れているのをみるまで火傷に気付かなくなるので、治療が遅れてしまい大事になる危険があります。 脳卒中で生じる感覚障害は、しびれや痛みはなかなかとれなくなり、感覚が麻痺して怪我による痛みは感じなくても、麻痺によるしびれなどは感じるとされています。
麻痺などの運動障害は、リハビリである程度回復する事ができますが、脳卒中の後遺症で生じた感覚障害は、リハビリを行ってもほとんど回復することがないとされています。この他にも、食べたり飲んだりする事が上手く出来なくなる嚥下障害がおこりやすいとされています。嚥下障害は、気管に飲食物が入ってしまい、肺炎などを起こしやすくなるとされています。