
脳卒中の診断は、昔は脳の中を詳しく診断する技術がなく、脳血管撮影しか方法がありませんでした。この為、事前に危険であると判断する事ができず、手足にしびれや動かなくなったといった症状が出たり、 激しい頭痛といった症状が発生してから診断を行っていました。
また、脳血管撮影法では脳卒中が起きている事がわかっても、脳出血と脳梗塞のどちらが起こったかわからない事が多かったとされています。脳出血と脳梗塞は同じ脳卒中でも、発生原因が全く逆なので、互いの治療方法を反対の症状に行うと悪化の原因となってしまい、脳卒中のどちらが起きているかわからなかった為、治療が遅れたり逆の治療が行われる事がよくあったとされています。
しかし、現在はCT検査が可能になり、脳卒中を確実に診断することが出来るようになっています。 CT以外にもMR検査も発達しているので、脳の血管撮影を行わなくても、血管の状態を調べられるとされています。
このような、画期的な進化を遂げた脳卒中の診断方法ですが、CT検査とMR検査では現在の脳の状態は細かく確認できても、過去に脳の中で何が起こったかは調べる事ができませんでした。
その為、過去も分からないのに、脳卒中の検査できても。将来的に脳卒中が起こるかどうかまでは、いまだに検査する方法が無いとされています。現在は、今発生している脳卒中に関しては、細かくに検査が可能ですが、予防的治療法としてはまだまだいまいちで、まめに健康診断を受けるのが良いでしょう。